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点字ブロックにスマホをかざすと音声案内 金沢工大研究チームが実証実験(2020年2月15日配信『毎日新聞』)

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コード化された点字ブロックをスマートフォンで読み取る米島芳文さん(右)=金沢市役所周辺で2020年2月15日午前10時38分

 歩道上の点字ブロックを利用して視覚障害者向けに周辺の施設情報を提供するサービスを金沢工業大の松井くにお教授(情報工学)の研究チームが開発し、15日に金沢市の金沢21世紀美術館周辺で実証実験が行われた。

 サービスでは点字ブロックのうち小さな点状の突起が格子状に配置された警告ブロックを利用。ブロックの一部の突起の表面を別の色に塗装したり、平面部分に小さな三角形を描いたりして「コード化」する。専用のアプリをダウンロードしたスマートフォンで点字ブロックを読み取ると、「前方は金沢城公園、しいのき迎賓館方面です」などと周辺施設の情報が音声で流れる仕組みだ。

 松井教授らは2019年1月にウェブカメラを使った実証実験を実施。金沢市の協力を得て、19年12月に広坂や兼六園周辺など観光施設の多い地点24カ所にコード化点字ブロックを敷設した。

 実証実験には視覚障害者や学生ら約20人が参加した。体験した視覚障害者の米島芳文さん(67)は「音声での誘導は私たちにとっては大切な情報。AI(人工知能)の進歩に期待したい」とする一方で、「かばんや傘を持つとスマホを持てない。左手を使えないときもあるので、現実面での工夫も必要だ」と話した。

 今後は、観光情報や災害情報などをAIが自動的に生成するシステムを目指すという。松井教授は「点字ブロックの情報を障害の有無や国籍を問わず、みんなが使えるようにしたい。それぞれの人に合わせた情報を提供できるよう改良していく」と述べた。




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