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防災と福祉の連携を 要支援者の避難考えるフォーラム(2020年2月28日配信『神戸新聞』)

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東岡屋自治会の会長とケアマネジャー、市職員が意見を交わしたパネルディスカッション=四季の森生涯学習センター

 高齢者や障害者の避難支援を考える「防災と福祉の連携促進フォーラム」が24日、兵庫県丹波篠山市網掛の四季の森生涯学習センターで開かれた。市内の自治会長ら約400人が参加。福祉専門職や近隣住民が一体となり「災害時個別支援計画」を作成した東岡屋地区の取り組みを通じ、福祉と防災が連携した備えの大切さを学んだ。

 大規模災害では、自力で避難ができずに犠牲になるケースが問題となっている。モデル事業として同市から指定を受けた東岡屋地区では、地区内で暮らす要介護1~5の男女4人(69~88歳)を対象に、普段のケアプランに災害時の合理的配慮を加え、話し合いを重ねて計画をまとめた。昨秋には訓練を行い、計画の実効性や課題も確かめた。

 フォーラムは東岡屋の取り組みを広げようと、市自治会長会と同市が企画。計画策定に携わったケアマネジャーはパネルディスカッションで「ご近所に自分の体調を打ち明け、支援を求めるのはとても勇気がいる」と要支援者の心情を代弁しつつ、「私の担当する利用者も渋っていたが、地域のみんなと話し合う中で『ちょっとは頼ってもいいのかな』と思うようになっていった」と振り返った。

 同志社大学社会学部の立木茂雄教授による講演もあり、福祉と防災の連携に向けた制度整備の必要性を強調。最後は「丹波篠山をトップランナーとし、この取り組みが全国に広がってほしい」と期待を寄せた。




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