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障害者が手作り、布製マスク助かります 山形県リハビリセンター(2020年3月20日配信『山形新聞』)

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県リハビリセンターの利用者が布製マスクを手作りしている=山形市

 マスク不足の“救世主”となるか―。障害者支援に取り組む県リハビリセンター(山形市・黒沼祐蔵総括施設長)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため布製マスクを手作りしている。1日200枚ほどを丹精込めて作り、山形市内の介護施設や保育施設などに供給。布製のため手洗いして再利用できる点が喜ばれているという。

 全国的に医療現場や介護現場などでマスク不足が深刻化しており、県内でも足りない状態が続いている。得意の縫製技術を生かして危機的な状況を少しでも改善したいと、同センターの縫製科は5日から、市販のマスクを参考にしながら布マスクを作り始めた。

 知的や身体などさまざまな障害がある利用者10人ほどがセンターに備蓄された綿製の布を使用し、裁断やミシンでの縫製などに取り組んでいる。同センター縫製科の酒井あゆみ職業指導員のアドバイスを受けながら、週末を除き5時間ほど集中して作業に励む。2019年の全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)で銀賞(縫製)の板垣美穂さん(32)はマスクにゴムを通し、仕上げを担う。板垣さんは「自分の仕事が役に立てば、うれしい」と話していた。

 11日から1枚350円(税込み)で販売を始め、山形市を介して介護施設や保育園などに供給している。センター窓口でも1人2枚まで提供。最近は1日で約10件の問い合わせがあり、反響があるという。

 黒沼施設長は「マスク不足の中、利用者たちは生産を通じて社会参加の喜びを感じていると思う。障害者の工賃向上にもつなげていきたい」と語った。




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