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共産・小池氏が首相答弁に「感動した」 与野党が拍手

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参院予算委で質問する共産党の小池晃書記局長(右端)。前列左端は安倍晋三首相=2020年3月3日午後

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参院予算委で質問する共産党の小池晃書記局長=2020年3月3日午後

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参院予算委で、共産党の小池晃書記局長の質問に答弁する安倍晋三首相=2020年3月3日午後

 犬猿の仲で知られる「政敵」が国会論戦で意気投合――? 3日の参院予算委員会で共産党・小池晃書記局長と安倍晋三首相の見解が一致し、与野党議員たちから満場の拍手を浴びる一幕があった。普段は政権の問題点や首相の政治姿勢を厳しく追及する小池氏も「ちょっと感動した」とほおを緩めた。

 この日最後の質問者として登場した小池氏は、政府の新型コロナウイルス対策の問題点を追及。首相の答弁を「言葉が足りない」などと批判した。ここまでは、厳しく対立する自民VS.共産という「いつもの光景」だった。

 その後、異例の展開になる。質問の持ち時間が少なくなった小池氏は、ヒール付きの靴など女性が職場で決まった服装を強いられている問題に関して話題を移した。小池氏は首相に向かって、「女性だけに苦痛を強いる服装規定はなくしていくという政治の決意を語ってほしい」と投げかけた。

 これに対し、首相は「男性と女性が同じ仕事をしているにもかからず、女性に服装で苦痛を強いることはあってはならないと明確に申し上げたい」と応じた。小池氏は「大変勇気づけられる答弁だ」と評価。「安倍首相との質疑でこういう最後になるのはあまり経験がない。前向きに進めるために力を合わせたい」と質問を締めくくると、委員会室にいた与野党議員から大きな笑いと拍手が起こった。

 予算委後、小池氏は朝日新聞の取材に「質疑の最後があんな大きな拍手で沸いたのは、議員生活で初めて。ちょっと感動した」。参院自民幹部も「参院の独自性が感じられるいい質疑だった」と語った。

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パンプス強制「許されない」(2020年3月4日配信『しんぶん赤旗」)

安倍首相、小池氏への答弁で明言

 安倍晋三首相は3日の参院予算委員会で、職場で女性にだけパンプスやヒールの高い靴を強いるのをやめるよう求める「#KuToo」運動について、「職場での服装に関し、苦痛を強いるような、合理性を欠くルールを女性に強いることは許されない」と明言しました。日本共産党の小池晃書記局長への答弁。

 小池氏は、インターネット署名に3万2000人超が賛同するなどの声の広がりを紹介し、「総理はこの運動を知っているか。声に耳を傾けるべきだ」と指摘。「女性にだけ、パンプス着用を強制するのは性差別ではないか」とただしました。

 安倍首相は「性差別だ」とは認めず、「労使で話し合いを」と述べるにとどまりました。小池氏は「国として指針を示すべきだ。ジェンダー平等に反する服装規定をなくす政治の責任が問われる」と強調しました。

 小池氏に対して、加藤勝信厚生労働相も、「『男性は靴は自由、女性はこうだ』というのは、男女雇用均等といった立場からも正しくない対応だ」と答弁。前任の根本匠厚労相(当時)の「社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲か、この辺だろう」との答弁(昨年6月5日、衆院厚労委、立憲民主党・尾辻かな子議員への答弁)より踏み込んだ形です。

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