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学習障害の子 ICT支援 授業に端末「公平に学ぶため」 高岡の発達支援専門員・砺波さん(2020年3月31日配信『中日新聞』-「富山版」)

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タブレット端末や音声付き教科書の使い方を紹介する砺波留美子さん=高岡市江尻で

 高岡市の医療型児童発達支援センター「きずな子ども発達支援センター」の砺波留美子発達支援専門員(63)が、情報通信技術(ICT)機器を利用した学習支援に取り組んでいる。読み書きや計算などが苦手な学習障害(LD)の子どもの学習に役立っている。

 元教員で、長く特別支援学級の担任もしていた砺波さんは、放課後などに同センターで子どもの障害に合わせて、学習指導をしている。砺波さんの勧めで、高岡市内では3人の小学生が、学校の授業中などにICT機器を利用。タブレット端末や、専用のペンでタッチすれば該当部分を読み上げてくれる「音声付き教科書」で、授業の理解を補っている。

 砺波さんが指導している小学校5年生の男子は、通常学級の授業で、タブレット端末を使う。片仮名や漢字が分からず、読み書きが苦手。授業についていくため、文章を端末で入力したり、端末搭載のカメラで板書代わりに写真を撮ったりしている。

 授業中に一部の子どもがタブレット端末を使用することは教員や保護者から「特別扱いして良いのか」という声が上がることもある。砺波さんは「子どもたちは学びたい、分かりたいと思っているが、いろいろな特性があるために学びが阻害されている。端末を利用すればみんなと同じスタートラインに立てる。公平に学ぶために使っていければ良い」と話す。

 タブレット端末は文字の色や大きさ、背景の色も自由に変えられるため、白色をまぶしく感じるなど読字に困難を感じるアーレンシンドロームの子どもにも役に立っている。




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