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自閉症啓発デー 4月2日

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自閉症啓発デー(2020年4月2日配信『福島民友』-「編集日記」)

 画用紙に書かれたパソコンのキーボードと同じ配列のアルファベットを1文字ずつ指さし、言葉を紡ぐ。「人と話をしようとすると言葉が消えてしまうのです」。会話が困難な重度の自閉症の作家東田直樹さんが、自らの気持ちや考えを伝えるために会得した表現の手法だ

 ▼東田さんが13歳の時、自身の心の声を分かりやすい言葉で記した「自閉症の僕が跳びはねる理由」(角川文庫)は30カ国以上で翻訳されている。27歳となった現在も童話や短編小説、絵本などを手掛け、作家としての活動は精力的だ

 ▼きょうは国連が13年前に定めた「世界自閉症啓発デー」。自閉症への理解を求め、世界各地の建造物など名所を癒やしや希望を表す「ブルーライト」で照らすイベントが行われる

 ▼厚生労働省によると、生まれつきの脳機能障害とされる自閉症は約100人に1人いるという。しかし東田さんが自著で「自閉症とは心を閉じている障害ではない」と指摘するように、誤解や偏見は少なくないようだ

 ▼県内でも今夜、自閉症や発達障害への理解を呼び掛け、白河市の小峰城や会津若松市の鶴ケ城が青色の光に包まれる予定だ。世界中の人と同じ気持ちで青い光を静かに見つめる夜もいい。



「世界自閉症啓発デー」に当たっての文部科学大臣メッセージ

 本日、第13回目の「世界自閉症啓発デー」を迎えました。また、日本では、毎年、4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」として、自閉症をはじめ、発達障害についての正しい理解の啓発に取り組む活動を行っております。

 文部科学省では、障害のある方が一生を通じて自らの可能性を追求でき、その個性や能力を生かして活躍できるよう、学校教育、生涯学習、文化芸術、スポーツ等の各関連施策において、省内はもちろんのこと、厚生労働省等関係省庁とも連携し、横断的・総合的に推進しております。

 そして、発達障害を含め、障害のある子供一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な教育支援を行うことができるよう、関係機関が連携した特別支援教育の体制整備等の推進に努めており、障害のある子供に対し、就学前から卒業後にかけて切れ目のない支援が行われるよう、各自治体における、教育、福祉、保健、医療、労働等の関係部局が連携した体制整備を支援する施策を講じているところです。

 また、本年度より、小学校から、順次、本格実施がなされる新しい学習指導要領では、各教科等における学習上の困難に応じた指導内容・指導方法の工夫や、心のバリアフリーのための交流及び共同学習についてなど、特別支援教育に関する記述を充実しております。さらに、今後、GIGAスクール構想において、児童生徒1人に1台の端末とその活用に必要な高速通信ネットワーク環境を実現することとしており、これによって、一人一人の障害に応じた学びの支援が可能となり、創造性を育むと同時に能力が発揮しやすい教育環境が実現されるものと期待しています。これらの施策を通じ、全ての学校で障害に応じた指導を行い、一人一人の能力や可能性を最大限に伸ばしていけるよう、取組を進めていきます。

 結びに、この「世界自閉症啓発デー」や「発達障害啓発週間」が、全ての教育関係者にとって、障害についての理解を深め、本人や保護者の方々の気持ちに寄り添った支援について真摯に考え、実践する契機となり、共生社会の実現につながっていくことを強く期待いたしまして、私からのメッセージといたします。

令和2年4月2日
文部科学大臣
萩生田 光一




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Author:gogotamu2019
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