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電話でも不適切対応 「子の口押さえた」SOSの母親に「かけ直して」 神戸市児童相談所(2020年4月17日配信『毎日新聞』)

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電話相談の不適切対応を謝罪する神戸市こども家庭局の八乙女悦範副局長(左)ら=神戸市中央区の市役所で2020年4月16日午後5時57分

 神戸市の「こども家庭センター」(児童相談所)で、当直中のNPOスタッフが来所した児童を追い返した問題で、市は16日、2018、19年度の夜間・休日の電話相談や通報でも不適切な対応が6件あったと公表した。「子どもの口と鼻を押さえてしまった」と虐待の不安を訴える母親に対して開館時間に電話をかけ直すよう伝えるなど、いずれも緊急性が高い事案で市職員への引き継ぎはなかった。

 市によると、6件の内訳は、子ども本人からが2件と母親からが4件。本人からの相談では、他自治体の女子高生に「家出して、何も食べていない」と相談されたが、女子高生が入所したことがある児童相談所の連絡先を伝えただけで対応を終えた。

 子どもを連れて家を出た母親に「どこか入る所があるか」と聞かれたケースでは、自死予防の「いのちの電話」を紹介した。6件中3件は相手の氏名も聞かなかった。緊急性の高い相談や通報は当番の市職員に連絡する必要があったが、マニュアルには判断基準が記載されていなかった。

 市はセンターの夜間と休日の窓口業務をNPO法人「社会還元センターグループわ」(神戸市北区)に委託。児童を追い返した問題を受けて専門家も加えた検討会議を設置し、2年間の電話対応計7925件のうち、記録が残る2291件を調べた。

 市は今後、電話対応業務を児童福祉司など社会福祉に詳しいスタッフが担えるよう、委託の見直しも含めて制度設計を進める。記者会見した市こども家庭局の八乙女悦範副局長は「委託事業者の日々の対応について、市がフィードバックできていなかった」と陳謝した。




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