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家にいられない少女救え 虐待悪化 外では性被害懸念(2020年4月19日配信『東京新聞』)

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カフェでくつろぐ少女たち=一部画像処理

 新型コロナウイルスによる外出自粛要請が続く中、育児放棄(ネグレクト)や性暴力などの虐待被害を受けた若年女性らの境遇が深刻さを増している。居場所を失ったり、収入が激減したりしているとして、10代の女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」(東京都)は対策の必要性を訴えている。

 緊急事態宣言が出た後の今月上旬の夜、コラボは新宿区役所の敷地内にテントを張り、無料の「Tsubomi Cafe(つぼみカフェ)」を開いた。代表の仁藤(にとう)夢乃さん(30)は、近くの繁華街で気になる女性に「10代ですか」と声をかけ、招き入れていた。

 居場所のない女性は買春などの性的搾取に遭いやすいため、コラボはバスでテントなどを運び、新宿や渋谷で定期的に支援活動をしている。仁藤さんは「外出自粛要請が出たこの時期、家にいられる子は家にいるはず。街を歩いている子は心配な子が多いですね」と話す。

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利用者に無料で提供される食事や飲み物=いずれも東京都新宿区で

 飲食店で働く少女(17)は、両親の育児放棄によって妹の生活費も稼いでいる。ところが、新型コロナの影響で「最後に仕事のシフトに入ったのは3月25日。次は5月3日までない」と不安そうに打ち明けた。

 収入減を補うため、新たに始めた観光関連の仕事もコロナ禍で思うに任せない。コラボが提供する食料品を袋に詰めて持ち帰った。

 四時間の活動中、カフェには女性約10人が立ち寄った。親の虐待から逃れてきて帰る場所がなく、コラボが用意した宿泊施設に直行した子もいた。

 コラボは常時、LINEやメールなどで若年女性からの相談を受け付け、年間5、600件が寄せられているが、新型コロナの感染拡大後に急増したという。仁藤さんは「虐待を受けていても家を飛び出すほどではないと考えていた少女たちが、外出自粛で耐えられなくなってきている」と指摘する。

 希望する少女は、運営するシェルターに一時保護しているが、すでに満員状態。事情を知ったホテル経営者の協力で50室ほど客室を確保できたが、次々と埋まっているという。

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「この時期、街を歩いている子は心配」と話す仁藤夢乃さん=新宿区役所前で

 仁藤さんは、政府のコロナ対策が弱者の切り捨てにみえる。「『対策をしてください』と言うだけで、マスクも消毒液も自力で集めなくてはならない」と批判。10代の少女を支援してきた経験から「もともと苦しい人を支援してこなかったつけがコロナの影響によって顕著に現れてきている」と話した。

 コラボは、ホームページで支援金や物資の寄付を募っている。

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支援金や物資の寄付募集➡ここをクリック



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公式サイト➡ここをクリック




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Author:gogotamu2019
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